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発達障害による不登校の子の対応例

※生徒一人一人に合わせていきますが、あくまで一例として紹介します。

自閉症 顔を写したくない場合カメラOFFでの個別指導は可能です。テキストチャット・ホワイトボードへの書き込みによる筆談も可能です。本人の中でも見通しを立てて授業を進めていくことができるので、毎回の個別指導では授業の最初に全体像を説明します。めあてをホワイトボードに記入し、授業での目標を確認してもらいます。
LD 習字障害の場合は字を書くことが困難であることが多いので、理解度の確認については、授業内容を言葉で説明してもらう等の工夫を行います。ただ、字を書く練習も最低限は行っていきます。識字障害の場合は、図やイラスト等でイメージを持ちやすいように工夫します。その中で、ICT等を用いて授業を進めていきます。また、文字を読む練習も行い、1文字の読みから始めて1語ずつ整理することで段階をおって理解をしていくように努めます。算数障害の場合は数の概念や計算が困難であることが多いので、親御さんの協力を頂きます。普段の日常生活で数を意識してもらえるように3歩進むより10歩進む方が先に進める等の体験を経て数をイメージしてもらうようにお願いをします。指計算や計算機等を用いて、計算の補助を個別指導で行っていただき、学習しやすい環境作りを行います。
ADHD 注意が散漫になり集中力がかけてしまう場合があるので、学習環境の整理を親御さんには協力いただきます。机をきれいにしたり遊び道具を目の届かない場所にしまったり等の工夫を行います。また、授業についてもスモールステップで進めていくことと「やる事リスト」を作って、何をやるのかを可視化することで見通しが立ちやすく、本人の集中力が続く傾向にあります。
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